もともとはベルギー資本がこの森林を自然保護の目的で買い取りました。そして動植物はもとより蝶々・昆虫など、一切の持ち出しを禁止したのです。
コスタリカにはこの種のプライベートな保護区が100以上あります。
国内の私有地で農業や牧畜開発が無制限に進むのを食い止めるために、公的・私的資本を 募って土地の買い取りをしたもので、今も買い取りの候補地が
いくつもあげられています。
それでも一方では不法伐採、不法狩猟、焼畑農業、牧場開発により、保護区が侵食されているのが 実情で、自然保護がいかに複雑で難しい仕事かがわかりますね。
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