Malekuインディオ保護区
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コスタリカには先住民を保護するインディオ居住区が沢山ある。 しかし16世紀にスペイン人が征服者として渡来して以来、中南米はどこも先住民略奪の歴史だった。 コスタリカも例外にもれず、白人に土地を奪われた彼らは深い森林の奥深くに追いやられた。 インディオたちは自然を崇め、土地は共有で私有制はなく、狩猟も農耕も最低限の生活に必要な量だけ 捕り、作るので、コスタリカは18世紀ごろまでは深い森林におおわれていた。 20世紀終わりごろになって、やっと土地の一部を彼らに返し、彼らの人権を認める措置がとられたが、 一部のインディオは頑なに彼らの因習を守り続けている。 Maleku保護区の先住民もカソリックに改宗せず、祖先伝来の自然神を崇めている。 |
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