コスタリカの 闘 牛 Toro

家族連れで賑わう闘牛場前の広場       オリジナル画像はこちら  ↓画像をクリック!




コスタリカの 闘 牛 Toro

ここサンホセでは毎年年末になると、中心地の大通りで光のフェスティバルとトペという騎馬の行列が繰り広げられ、大勢の観客で賑わう。
クリスマスが過ぎると、次は年明けまでZapote(サポテ)にある闘牛場で闘牛が見られる。
スペインの闘牛らしきものもあるにはあるが、ほとんどは戯牛とでもい言おうか、トロと呼ばれる勇猛果敢な牡牛を相手に大勢の若者が戯れるもの。
トロは殺さないどころか、逆に毎年一人か二人はトロの角でひっかけられたり 突かれたりしてあの世行きになる。 
それでも闘牛中止の声があがらないのは、この国でもスペインから伝わる文化が深く根づいているからに違いない。 
また、闘牛用のトロを育てる牧場主は、年に一度の見せ場に備えてあの手この手を使って訓練し、いかに勇猛な牡牛にするかに腐心する。
このトロ文化は、アメリカ大陸ではメキシコとペルーが最も盛んで、中米ではコスタリカとニカラグアで見られるくらいで、他の中南米諸国ではほとんど目にすることがない。


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