ニカラグアのグラナダの地名の由来は、スペイン南部のグラナダで 15世紀にイベリア人(今のスペイン人)が奪回するまで、モーロ人と呼ばれたアラブ系の民族が約500年にわたり支配していた。
柘榴はペルシャ(今のイラン)が原産地なので、もともとスペインにあった果物ではなくて、モーロ人が持ち込んで グラナダで栽培を始めたようだ。
柘榴は今でもスペインのグラナダで盛んに栽培されているらしい。 スペイン語では柘榴をグラナダと呼ぶ所以である。
ニカラグアでも栽培されていて、柘榴を好んで食べる人もいるが、コスタリカではまず目にすることはない。
☆【アルハンブラの想い出】 というギター曲があるが、スペイン南部のアンダルシア地方の町 グラナダにある モーロ人の宮廷だったのが【アルハンブラ】で、アラブ語で赤を意味する。
つまり【赤い宮殿】である。(その他スペイン語にはアラブ語系の言葉が沢山ある。)
|