<卵を産み終えて.>.........<必死に砂をかける>.........< 亀のアリバダがあるOstional昼間のビーチ>
早朝の浜には産卵の亀と
海へ帰還する亀と群がるはげ鷹
PHOTO BY NOBUYA  ISHII
<急いで海へ帰る>............<孵化して這い出たばかりの稚児>..........<MAP>

ローラ亀の産卵は主として雨季に行われるが、乾季に産卵する亀もいる。


昔は漁民や船乗りの貴重な蛋白源で、乱獲されていたが、1984年に自然保護区に指定されてから亀と卵の保護が始まり、漁民と住民はその保護と監視及び観光客のガイドで生活の糧を得るようになった。

また強い照明は亀の産卵と海への帰還を乱すため、海岸及び近辺でのホテルなどの建築は禁止されている。 そのためアリバダは真っ暗闇の中、赤外線照明 で垣間見ることになる。

1995年11月には驚くなかれ、推定50万のローラ亀が Ostional 海浜で産卵したという記録がある。 
現在でも7〜12月の最盛期には月数万の亀が産卵する世界でも有数の海浜である。

この海亀の産卵を見ていると自然の神秘、崇高な種族維持の母性本能をしみじみと感じさせられる。

ローラ亀(英語名:Olive Ridley Turtle、和名:ヒメウミガメ)

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