Nicaraguaへの旅
ニカラグア湖のイスレタを巡る‐T

Mombacho火山に抱かれたグラナダの船着場       オリジナルはこちら  MAP  ↓画像をクリック!


 ニカラグア湖のイスレタを巡る

Granadaの町は面積8624平方kmもある広大なNicaraguaニカラグア湖の湖畔にある。
湖の東にはMombachoモンバッチョ火山があり、およそ2万年前の大噴火で噴き上げられた岩石や溶岩で 出来たのが Isletasイスレタと呼ばれる400以上もの小島群である。
何百万年も前の太古の時代には海であったのが、大地の隆起によって淡水湖に変わったので、世界で 唯一の淡水鮫が棲む湖である。
湖の中にはOmetepeオメテペ島、Solentinameソレンティナメ群島、Zapateraサパテラ島など大きな島も あり、16世紀にスペインから征服者がやってくるまでは、Nahuatl系の民族(メキシコのアステカ民族と同族) の文化が栄えていた。  また、アメリカの西部でゴールドラッシュが起きた19世紀には、米国東部の冒険家やならず者がカリブ海側 から San Juanサンファン河を遡り Nicaragua湖を横断して太平洋岸へ着き 船で北上して カリフォルニアまで旅をしたものである。(一部の連中は現在ではパナマ運河となっている地峡を北から南へ 横断した)
当時最も悪名高かったのは William Walkerウィリアム ウォーカーという海賊まがいのアメリカ人で、彼は ニカラグアの国盗りを画策、1856年にGranadaを占拠して 自らニカラグア大統領を名乗ったが、 ニカラグアは中米諸国の援助を得てその打倒に成功、彼は国外へ逃亡する際にGranadaに火を放ったので、町は灰塵と化した。



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