嘗ては足の踏み場もないくらいいた斑点のある赤蛙が(写真上)今では探すのに時間がかかる、とこの島
の住人が語っていたのがその証左と言える。
環境先進国のコスタリカでも大気と水の汚染、農業と牧畜開発による森林伐採、産業及び生活廃棄物問題、野生動物の密猟などが着実に進行しており、蛙をはじめとする動植物の生存を脅かしているのは紛れもない事実である。
人間が野生動物の生存そのものを脅かしているという現実は、人類が自らの首を絞めることにつながることを自覚し、贅沢を抑えて省エネ、省資源に徹し、また野生動物などの愛玩を慎むべ
きでしょう。
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