<スペイン風中庭>........................<スペイン風中庭>.........................<旧家のたたずまい>

<大聖堂の見える広場>.................<中央広場の政庁>.................<アンティグア市内図>

中央広場の大聖堂と政庁

大聖堂(左)、政庁(中央奥) ともに再建されたもの。この政庁でスペイン王派遣の総督が中米を統治していた。 現在は県警察本部。大聖堂は再建された部分でミサが行われるが、裏には今でも遺跡がそのまま残っている。 スペイン風というのは町の中心に中央広場を作る。
中央広場には威厳のある政庁と 大聖堂を建設する。
この中央広場がゼロ地点で、たとえばLimon市はサンホセから 100km、というときの起点になる。

スペイン風邸宅

同様に、邸宅の中心部も中庭で、庭のまわりに回廊と家屋をつくる。 したがって寝室の外は街路か隣家。前庭と裏庭はない。回廊にすわって庭を見るので、 街路は見えず独自の世界を構築、そのためプライバシーが完全に保たれる。 
出入り口は一つしかなく、扉は分厚い木か鉄板。壁は分厚い土壁で、窓は総じて小さく 天井は高いから、やや薄暗くひんやりとする。 
中庭には屋根がないので、部屋から回廊 に出ると明るい光線が隈なく照らす。
 

碁盤目のアンティグア市街

碁盤目の市街には今も当時の栄華をしのばせる政庁や教会、修道院、貴族の大邸宅などの廃墟が多数残っていて、北米と欧州からの観光客が絶え間なく訪れる。
海抜1500mに位置する常春の町で、色とりどりの民族衣装をまとった先住民のインディオが街路を往来している様は スペインの征服者たちが到来した当時を彷彿とさせる。

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